会場のあちこちに ペニセツム・セタケウムPennisetum setaceum がたくさん植えられています。
これほど大量のファウンテングラスを見たのは初めてです。
チカラシバ Pennisetum alopecuroides に似ていますが、ファウンテングラス ペニセツム セタケウムです。葉が細く、その名の通りまるで泉がわいているような線を描きます。耐寒性がありません。種をまいたら生えて来るかも。
その向こうの銅葉のグラスはペニセツム 'ルブラム' Pennisetum setaceum’Rubrum’ こちらは少し葉の幅が広くて銅葉です。
このグラスは現在のRHS Plant Finder では Pennisetum × advena 'Rubrum' となっています。これについてはSun Marcos Growers の
Pennisetum 'Rubrum' - Red Fountain Grass を参照。このadvenaというラテンネームの意味は"newly arrived" or "stranger"。おそらくは P. setaceum と P. macrostachys (AKA 'Burgundy Giant')とのクロスではないかということのようです。
ほとんど種が付きません。蒔いてまれに生えて来ることがあるようです。
両方の穂がいり混じった様。
ルブラム。夏、秋の定番です。もー飽きたと言いながら毎年植えています。飽きたなどと口走ってもルブラムの精霊がやってきて植えなさい植えなさいといううんです(笑)。